おはようございます。ミネルバ鍼灸整骨院吉村です。
「姿勢が悪い」
「猫背が気になる」
患者さんからこのようなお話を聞くことがあります。
では正しい姿勢の条件って何?
治療家だとしてもこの質問に答えられる人は少ないのではないでしょうか?
今日は正しい姿勢について解説していきましょう。
整形外科でストレートネックと言われた?反り腰?それって何が基準?
正しい姿勢、これは横から見た姿勢、専門用語で矢状面でみた姿勢の話です。
「整形外科でストレートネックと言われた」
「反り腰で骨盤が・・・」
問診をしているとこのようなお話を聞くことも少なくありません。
ではその基準は何でしょうか?どんなデータをもとに話しているのでしょうか?
正しい姿勢とは?
実はアメリカのカイロプラクティックドクターが何万人という患者をリサーチし、正常な姿勢(脊椎)を発見したのです。
それがこちら。
立位のレントゲンにおいて頚椎は半径が17cmになるアーチ、腰椎は19~24cmになるアーチが理想的な形状というデータです。
このアーチ、つまり姿勢が崩れてくると重力に対して骨ではなく筋肉で体を支えるようになり負担が大きくなることで具合が悪くなるという事です。
姿勢が崩れれば首や腰のみならず、身体を支える関節である股関節、膝関節、足関節にも影響は及びます。
結果、腰痛、膝痛等を引き起こします。
一定の条件下で正しい分析が必要
「立位においてのレントゲン」という部分が重要であり、腰椎のレントゲン撮影は基本的に寝て(臥位)行うのため正しい脊椎の状態はわかりません。
そしてこれはレントゲンの話であり、触ったり見ただけで状態を把握することは不可能なのです。
ちなみに頚椎は立位で撮影しますがこちらもある基準において17cmのアーチという基準であり、首のアーチは上げ下げで一瞬にして変わるためある基準通り撮影することが条件となります。
ただし一般的な整形外科においてはこの撮影方法では行わないため、もしご自身の体の状態が知りたいという場合は当院で提携している医院にてすべてクリアした条件において撮影が可能ですのでご相談ください。
ミネルバ鍼灸整骨院では医師の協力のもとレントゲンをご提供いただき、施術の参考にすることはございますが、診断行為は行っておりませんのでご留意ください。