おはようございます。ミネルバ鍼灸整骨院吉村です。
本日は最近よく聞くようになった「サルコペニア」「フレイル」といった言葉についてお話しします。
今後さらに高齢化社会になる日本において社会問題として課題になっていくであろう事柄。
「老後介護になりたくない」
「最近体が弱ってきて疲れやすい」
そんなお悩みを抱えている方はご覧になってください。
「サルコペニア」「フレイル」ってどういう意味?
まずは言葉の定義から。
サルコペニアとは「筋肉量が減少し、筋力や身体機能が低下している状態」を示す言葉です。サルコペニアは、特に高齢者の身体機能障害や転倒のリスク因子になり得るとされています。一方、フレイルとは「加齢に伴い身体の予備能力が低下し、健康障害を起こしやすくなった状態」を示しており、いわゆる「虚弱」です。言い換えると、介護が必要になる前段階とも表現できます。
どちらも原因として、加齢や栄養不足、身体活動量の低下、さまざまな疾患の合併などが挙げられます。さらに、サルコペニア(筋力の低下)がフレイル(虚弱状態)に繋がるなど、ふたつの状態はお互いに関連し合っています。
とあります。
サルコペニアは筋力低下、サルコペニアつまり筋力低下等により身体の機能が低下し弱った状態をフレイルと呼ぶイメージです。
サルコペニアとフレイルには密接な関係があり、これらの状態が進行すると寝たきりや介護が必要な状態になってくるため社会問題にもなっています。
神経の老化が認知症、筋肉の老化がサルコペニアと言われています。
サルコペニア、フレイルへの対策とは?
どちらも起因となるのは筋肉の衰えなので対策としては
- 適切な運動
- 正しい食習慣
が主となってきます。
運動はもちろんの事、筋肉を発達させるために必要となる栄養素も重要となってきます。
高コレステロール薬の中には副作用として筋肉を融かして虚弱となりサルコペニアやフレイルを引き起こすものもあるので注意が必要です。
効果的な運動を行うためには
ミネルバ鍼灸整骨院に来院される方にはジムに通ったり、毎日歩く等の運動指導を行うこともありますが、まずその際に行う運動を効果的なものにするために力が伝達できているかの検査を行います。
腕の筋力検査
足の筋力検査
運動を行うにあたって、まず力がしっかりと伝達のできる身体でなければ効果的に運動することができません。
力の伝達が不十分な状態で運動をすることは効果が半減するどころか良いと思って行っているが逆にマイナスになっていることもありもったいないです。
体がしっかりと機能しているかチェックが必要
「将来寝たきりになりたくない」
「これから運動をはじめよう」
このように考えている方はまず一度チェックが必要です。
「自分の体の状態が知りたい!」
そのようにお考えの方は一度「体のチェックをお願いしたい」とご連絡ください。
自分で思っているよりも身体は老化しているかもしれませんよ。