おはようございます。ミネルバ鍼灸整骨院吉村です。
本日は筋トレで腰痛治りませんというお話をしていきます
- 筋トレで腰痛が治ると思っている方
- 筋力低下で腰が痛くなると思っている方
- 腰痛の原因が筋力バランスだと思っている方
はぜひ最後までご覧になってください。
筋肉が原因となる腰痛3種類の原因についてお話していきます。
あなたが今考えている常識が変わり正しい腰痛に関する知識が手に入ります。
◆筋トレと腰痛の関連性
ではまず僕の筋トレと腰痛に関する見解なんですが「ほんとに関係ある?」って思います。
そもそも筋力と腰痛がどう関連するのか?
筋力がある人が腰痛にならないんだったらスポーツ選手腰痛にならないですよね?
逆に子供は筋力弱いですけど腰痛にならないですよね?
腰痛の原因が筋力低下と唱える方には僕はその部分に疑問に感じます。
◆慢性腰痛3つの原因
僕は慢性腰痛の場合は3つ原因があると考えています。
- 脳の異常緊張による筋緊張
- 姿勢不良による筋緊張
- 骨格バランス変化による筋緊張
これらのどれか、または複合した場合に持続的緊張が起こって慢性的な腰痛を引き起こすと考えています。
◆1.脳の緊張
まず1つ目は脳の異常緊張による原因はストレスや生活習慣による自律神経の緊張が脳の緊張を起こし伝達エラーを起こす。
自律神経とは自分の意志ではコントロールできない神経の働きの総称で厳密には違いますけど今回はわかりやすくそう定義します。
現在では比較的メジャーになってきましたがストレスにより脳の【背外側前頭前野】という部分の機能低下を起こし、それが腰痛の原因になるという研究結果が出ています。
ストレスが先ほど説明した自律神経の緊張つまり脳の緊張を生んで、脳の伝達エラーを起こすのです。
これが一つ目の脳の異常緊張による腰痛です。
◆2.姿勢不良
これは目からの情報や平衡感覚や触圧覚、つまり皮膚からの感覚などを総合的にコントロールして姿勢を制御する機能のトラブルでこれも脳の伝達エラーといえます。
今あなたの姿勢は無意識に体を支えていますよね?これはあなたの脳が目からの情報や平衡感覚を脳で情報処理して成り立っているんです。
この機能に異常が出て姿勢が常に悪い状態になったら体を支えるのが疲れませんか?
これは勘違いされがちなんですがこれは筋力が弱いわけではないんです。
しっかりと負担ない姿勢になっていれば筋肉の働きは最小限で抑えられるから疲労も最小限で抑えられるのです。
体を【筋肉ではなく骨で支えられる】から疲労が少ないんです。
◆3.骨格バランスの変化
2つ目でもお話ししましたが体を筋肉ではなく骨で支えたいわけです。ですからそもそもの骨格が正しくあることも重要なんです。
骨格バランスが悪くなる要因はケガが起因となります。
- 出生時にけん引が強かった
- 幼児期に頭打った
- スキーで転んだ
- けんかして殴られた
- 交通事故に遭った
といった出来事です。
これは産まれてから現在までの出来事です。
過去のケガをそのままに時間が経過するとその影響が波及してきて骨格バランスを崩していきます。
その持続的な筋緊張が腰痛を引き起こすわけです。
◆筋力不足が腰痛の原因ではない
僕は慢性腰痛の原因はこのように考えていて腰痛が筋力不足が原因でなるとは考えていません。
体を重力から支えるためには必要な筋緊張もありますから。それが以上に緊張すると腰痛になると考えています。
あなたの腰痛がお話しした3つのどれかということはご自身で判断することはできませんので知りたい方はご予約ください。