ミネルバ鍼灸整骨院吉村です。
本日はヘルニアは腰痛の原因ではありませんというお話をしていきます。
ヘルニアで悩む方の希望となるべく、ヘルニアと腰痛の僕なりの見解をお伝えしていきます。
これから僕がする話に当てはまることが多く「私の腰痛はヘルニアが原因じゃないかも」と思った方はぜひ最後までお読みください。
【ヘルニアと腰痛の関連性】
腰が痛いですといって整形外科に行ったところ「ヘルニアです」と診断されました。こんな方あなたの周りにもいませんか？
ヘルニアとは背骨と背骨の間にある椎間板という組織が圧迫によって飛び出して神経を圧迫する状態です。
それで痛み止めやシップで様子を見てくださいといって帰される。
問診の際こういった話よく聞きます。
でもよくよく考えてください。
ヘルニアによる腰痛という診断なんですよね？
シップと痛み止めで圧迫して飛び出していたヘルニアの部分がどうやって治るんですか？
僕はそれで治るならそもそもヘルニアが腰痛の原因ではなかったと考えます。
そこでこんなデータがあります。
なんと腰痛のうち本当にヘルニアが原因だった腰痛はなんと5％程度なんです。
はい、そしてじつに85％は原因不明なんです。
そしてまたこのような「ヘルニアがあっても腰痛のない人は76％」というデータもあります。
中には本当にヘルニアが原因で症状が出ている方もいると思います。
そういった方は手術の適応になります。
ただ多くの場合はヘルニアが原因ではなく、原因が良くわからないというのが現状で、実際起こっていることがつじつま合わないという現象がみられます。
【ヘルニアが3カ月で治る？】
これは当院に来られた方の話なんですが今年の年始に当院に来られた方で足引きずってきて、もう力も入らないし麻痺がおこっている。
病院ではヘルニアと診断されもう5日後には手術日も決まっているという方が来ました。
でも施術をすると回復していって手術は回避、今は若干力入りにくいけど8割がた良くなったという方がいます。
今3月ですけどこんなに早くヘルニアの部分がなくなるってあり得ないですよね。
僕は独立する前に整形外科のリハビリ室で骨折などの外傷とリハビリやってたんですけど、病院においては何かしらの診断名をつけなければいけないから一番疑わしい診断をするためにこのような事態が起こってるのではないかと考えています。
こういった経験、現実から僕はヘルニアが腰痛の原因ではない、正確にはヘルニアが原因であるケースは極めて少ないと考えています。
ですからヘルニアと診断されたからと言って手術しないと治らないというわけではなくて違った可能性も考えていけばいいかなと思います。
【バイタルリアクトセラピーで新たな可能性】
当院ではこのバイタルリアクトセラピーといった機械を使った施術で多くのヘルニアと診断された方が回復しています。
診断を受けてもその腰痛が本当にヘルニアが原因の場合は約５％、それ以外は他の原因があるということです。
本日はヘルニアは腰痛の原因ではないというテーマでお話していきました。
