日光が睡眠に好影響!?

おはようございます。

ミネルバ鍼灸整骨院の折原です。

今まで睡眠がいかに大事なのかお話ししてきました。

最後に、睡眠をたくさんとったとしても、睡眠の質が低ければ、身体はある程度しか回復してきません。

では、睡眠の質を上げるにはどうしたらいいのか…

そこには誰もが知っているものに鍵があった!?

日光が鍵だった!?

快適な目覚めを大きく決定するのは、体内時計のリズムを司る太陽です。

良い睡眠を得るためには、脳から分泌されるホルモンの働きが欠かせません。

眠るために必要なのは、睡眠ホルモンとも呼ばれるメラトニン

そして、そのメラトニンの材料となるセロトニン

日光は、睡眠に関連した2つのホルモン、セロトニンとメラトニンに大きな影響を与えます。

昼に作られるセロトニン

セロトニンは、日中に日光を浴びることで分泌されます。

セロトニンの材料は、トリプトファンというアミノ酸なので、肉や魚、大豆等を摂取することでも分泌を高めることが出来ます。

またセロトニンは幸福ホルモンとも呼ばれています。

好きなことや楽しいことをしている時、リズム運動をしている時などにも分泌されます。

夜に作られるメラトニン

メラトニンは、松果体から夜に分泌されるホルモンで、快眠に導いてくれる働きがあります。

日中に生産されたセロトニンを材料として、夜になると分泌が増えていきます。

暗い環境で多く分泌され、日中は分泌されないので、夜に明るい光を浴びることはメラトニンの分泌を減少させてしまいます。

また、日光を浴びてから約14〜16時間後に分泌が増加してくるため、毎朝決まった時間に起きて、朝日を浴びる習慣を行うことが望ましいです。

バランスよく分泌されることが大切!

昼にセロトニンを分泌させ、夜にメラトニンの分泌量を増加させる時間に寝ることが重要です!

日中活発に行動して、セロトニンをたくさん分泌すればするほど、夜にメラトニンが作られ、質の高い睡眠を得ることが出来ます。

特に今の時期はコロナ禍により、外出が自粛されてしまい、外に出る機会が減ってしまっています。

1日中家でゴロゴロせず、少しでも外に出たり、運動をした方が睡眠に良い影響を与えれますね。

セロトニンとメラトニンの両方がバランスよく分泌されてこそ、良い目覚め、良い睡眠を生み出すことが出来ます。

生み出すことが身体を回復させるためのキーポイントの1つです。