- 物を置いた場所がわからなくなる
- 5分前に聞いた話を思い出せないことがある
- 周りに「いつも同じことを聞く」と言われる
- 言おうとしている言葉が出てこないことがある
認知症はこれからの社会問題です
平均寿命の延びに伴い高齢化が進んでおり、今後もこのような状態が進んでいくものと思われます。
しかし健康で生活できる期間、つまり健康寿命は延びておらず今後の課題となっていくでしょう。
ミネルバ鍼灸整骨院にいらっしゃる方とお話をしていても高齢者の方の悩み事のひとつとして「認知症の予防」が挙げられます。
「認知症になって家族や子供に迷惑をかけたくない」
「物忘れがひどく自信がなくなって落ち込む」
などとおっしゃる方も少なくありません。
認知症の原因
認知症の原因としては脳にアミロイドβというタンパク質が沈着するということがわかっており、そのアミロイドβが沈着する原因として脳血流の低下が挙げられます。
そのため脳血流を良くするということが認知症の予防のひとつとして必要です。
脳血流を良くする方法
脳血流を良くする方法としては外出して刺激を受ける、他人とコミュニケーションを取って脳に刺激を与えるなどという方法があります。
ミネルバ鍼灸整骨院では身体に施術をして脳血流を良くする事を考えています。
脳血流を良くするために必要だと考えている部分は
- 目
- 歯、顎(噛み合わせ)
が脳血流に関連性が強いと考えています。
目の重要性
まずは目です。
先日の「プレジデント」という雑誌にも掲載されていましたが脳の83%の血流を目が使用しています。
つまり目からの白内障や視力低下により目からの情報量が減ると認知機能が落ちるという事です。
実際にそのような研究発表もされています。
歯、顎、噛み合わせの重要性
次に噛み合わせですがこれは歯科医や歯科衛生士の方には常識の話だそうですが歯のない方は認知症になるリスクが高く、実際に認知症患者の歯の残存数を調べてみると歯のない方が非常に多いそうです。
歯の欠損につながる歯の疾患として代表的なものが歯周病です。
そして歯周病から認知症に移行するまでの潜伏期間は約20年、歯周病の好発年齢は45歳〜55歳、認知症発症のピークは75歳〜85歳と見事に一致しています。
いかに歯を大切にしなければいけないかがわかります。
続いて顎の話ですが1回ものを噛むと弁当に入っている醤油ひとつ分ほどの血流を脳へ送っています。
しかし正常な噛み合わせと悪い噛み合わせとでは約4倍ほど脳血流への違いがあるという発表がされています。
このデータでも噛み合わせがいかに重要であるかがわかります。
目と噛み合わせの施術
ミネルバ鍼灸整骨院では目や噛み合わせをターゲットとした施術を行っています。
そして前述した考え方で認知症に対する施術を行っています。