おはようございます。ミネルバ鍼灸整骨院吉村です。
昨日はバイタルリアクトセラピーのセミナーでした。
今回はリモートで参加しました。
また新たな考え方を学びました。
検査の重要性
バイタルリアクトセラピーでは施術前に必ず様々な検査を行なっていきますが、患者さんの中には
「なぜこの検査をするのだろう?」
「痛いところとそこじゃないのにな・・・」
と疑問に感じることもあるのではないでしょうか?
その気持ちおおいに理解できます。
僕自身1番初めにこの施術を受けた時、野球の投球時に肩が痛んでいたのですが、股関節等の検査をされ、「何の意味があるんだろう?」という感想を抱きました。
しかしそれには意味があるのです。
一つずつ説明をしていくとすさまじい量になってしまうので詳しくは割愛しますが、「ひとつひとつの検査には意味がある」のです。
一例を挙げるなら鏡の前で姿勢をみる際、右肩が下がっていたとします。
患者さん側からすると「ただ右肩が下がっているだけ」ですが、施術する側からすると、
「右肩が下がっているということは臓器で考えると右側にある肝臓が圧迫されるため、肝臓の解毒作用が働かず疲れが取れにくかったり、疲れが溜まりやすくなっているのではないか?右側の首が引っ張られるため不調が発生していないか?」
という推測を立てるのです。
「右肩が下がっている」ということでもこれだけ考えが違うのです。
そして患者さん側にはこの事実に気づいてもらい、問題意識を持ってもらわなければ治りません。
なぜなら不調を治すのは施術者ではなく、患者さんの回復力だからです。
治るメカニズムを理解する
軽症な症状はともかく、重症で何年という単位で不調が続く方にはまずはこの事実、なぜ不調になったのか?そして体が治るメカニズムを理解してもらわないことにははじまりません。
なぜならそういった不調は魔法のようにすぐ治るわけではないからです。
バイタルリアクトセラピーの可能性
このバイタルリアクトセラピーには、多くの可能性があります。
難病や病院で治らないようなレベルの疾患が改善する例も見られます。
そのように改善する方の特徴は「治るメカニズムを理解してコツコツと積み重ねることができる」ということです。
難治な症状が改善するためには大変なことがありますが、まずは治るメカニズムを理解して立ち向かってください。