【病院で腰痛治りません】

おはようございます。



ミネルバ鍼灸整骨院吉村です。



本日は病院で腰痛は治りませんというタイトルでお話していきます。



現在腰痛で病院のリハビリを受けているが一向に良くならない方、注射や痛み止め、シップで治らない方、このまま続けてて大丈夫なの?と疑問を感じているあなたはぜひ最後までお読みください。

病院で腰痛治りません

病院で腰痛は治りませんというタイトルなんですが正確には病院で腰痛はほとんど治りません。という方が正しいです。



中にはがんなどの重度の疾患が隠れていたり、本当に手術が必要なケースも中にはあります。そのような場合は整体や整骨院では治りませんのでしっかりと病院で治療を受けてください。



まず僕は11年前今の院を開院する前病院のリハビリ室で勤務していました。



その病院には多い時には200名を超える患者さんが来院していた病院でした。



その経験から感じた今の考え方をお伝えしていきます。

病院で出来ること

まず腰痛の際、病院で出来ることは注射、投薬、手術、リハビリこの4つです。



まず注射ですがこれは痛み止めの効果があるわけです。痛みが取れただけで治ったと判断される方はこれで治ったのかもしれません。



次に投薬、これも同様です。痛みを止めるという効果はあります。



ここで考えてもらいたいのが原因を取り去らずに痛みだけ取れるのが果たして治ったと言えるのでしょうか?



「私は痛みだけ取れればいい」という方はもうここで読むのをやめていただいて結構です。この後の話はあなたの考え方とは合いません。



次に手術これは少ないパーセンテージですが治るといっても良い選択肢だと思います。ただヘルニアでも本当に手術が必要なケースは少ないです。



最後にリハビリ。ここが僕が勤務していたポジションですがリハビリで治る方というのはほぼいませんでした。



リハビリも痛みだけ取れれば治ったと判断するのであれば6、7割は治ると言えます。



病院のリハビリで治らないという理由は、その方に合わせた施術ができないということが大きいと思います。

リハビリの現状

まず現状からお話していくと病院のリハビリでは理学療法士がメイン、僕のような柔道整復師がリハビリをするケースはないことはないけど少数です。



僕のような柔道整復師という免許を持った人間は、独立開業して自分の好きな治療ができるのですが、病院においては医師の指示のもとでしかリハビリを行う事が出来ないのです。こうすれば治るのにと思っても勝手に自分のしたい治療をすることはできないのです。



僕の勤めていた病院ではリハビリで出来ることは限られており、高周波、低周波、干渉波といった電気治療に温熱療法、ストレッチやマッサージといった徒手療法を5分程度。一日200名を越えますから一人あたりに割ける時間も限られています。



これではなかなか治せないです。



この問題は制度上の問題なので変えることは難しいでしょう。



技術的な問題もあるでしょうがまずはこういった制度上の問題で本当の意味での治すことは難しいです。



この制度上の問題が僕が考える病院で腰痛は治りませんという理由です。



病院では治りませんと言っているものの6,7割の方の痛みは取れるので、それでいいという方はそのまま継続すればいいと思います。



ですが漠然と毎日同じリハビリをしてあまり変わりがない、シップ、痛み止めの連続、そんな現状に疑問を感じている方、どうしても何とかしたいという方は施術を変えることをおすすめします。



半年以上継続していて全く変わらないようでしたらこの先もまず変わらないと思いますので。



本日は病院で腰痛治りませんというテーマで実際に病院で働いていた僕の経験から実情をお話ししました。