おはようございます。ミネルバ鍼灸整骨院吉村です。
昨日の地震は大丈夫でしたか?
僕の家は10階なのでかなり揺れ、しばらくは余韻が続くほどでした。
気温も上がり、コロナウイルスの感染状況も収まってきた傾向もあり、連日新患の方が来院されています。
来年このくらいの時期から夏前くらいまで患者数が増えていきます。
膝痛で水を抜き続けた方
昨日は膝の痛みを抱えた方が来院されました。
お話をお伺いすると2年前から膝が痛み始め、水が溜まってきたとのこと。
そして2年間定期的に注射で水を抜き続けたそうです。
お話を聞いた段階で膝関節がかなり傷んでいるとの推測はしていましたが実際に体を検査していくとやはり患部側の膝はかなりの可動制限がありました。
水を抜き続けた代償・・・
ご本人は「水を抜くと楽になる」とおっしゃっていましたが、その代償は大きいです。
やはり2年間という期間、注射をし続けると関節はボロボロ。
防御反応なのか注射をすると可動域、つまり膝の曲がりが悪くなります。
本来膝にたまってくる水分が膝が動くことにより循環して吸収されていくわけですが、膝の曲がりが悪くなることで循環不良になり、吸収されていかなくなります。
循環の改善が大切
ご本人もおっしゃっていましたが水がたまると「腫れぼったくて動きにくい」状態になるのです。
強制的に水を抜くと楽にはなります。
強制的に水を抜き一時的に楽にはなるが循環不良を作るのか、その場を耐えて循環を良くし徐々に腫れが引くのを待つかの二択です。
それはその方の考え方なのですが、僕は後者を選びます。
やはり原因を解決しなければいけないと考えているからです。
循環が改善すると水を抜かなくても吸収されていきます。
膝に水がたまってお困りのあなた、あなたはどちらを選択しますが?