思いもよらないケガが今の症状に影響する

おはようございます。

ミネルバ鍼灸整骨院吉村です。

寒い日が続いており、先日降り積もった雪がまだ残っているところもチラホラ、足元にお気をつけてください。

昨日はこの雪で転倒して体を打った方が数名いらっしゃいました。

骨折等大きなケガに繋がらなかったのが幸いですが、体にはダメージとして蓄積されています。

症状がなくてもダメージを受けている

どなたでも転倒や事故など体を強く打つことはたまにあるかと思います。

その時に症状が無いからといって侮ってはいけません。

おおよそ体の状態が良い方でも、不慮の転倒などにより体にダメージを受けた後検査をしてみると、今まで良かった体が悪くなっていることもあります。

本人は症状がないから大丈夫だと思っていても実は体には影響が出ているのです。

過去にそういった出来事はありませんでしたか?

過去の事故なども体に影響する

当院では初診時、過去のケガ、事故についても問診をします。

大半の方は「過去に大きなケガなどはありません」とおっしゃいますが、「症状がでなくても例えばスキーで頭を打ったりしたことはありませんか?」とお聞きすると該当することもあります。

過去のケガが現在の症状に結びついているとは想像もつかない方も多く、見過ごしてしまいます。

病院へ行ってもそれがわかるわけではありません。

慢性的なケガほど治癒に時間を要する

その過去のケガは時間を経過するほど治りにくくなります。

30年前のケガが一回で治るでしょうか?

なかなかイメージがつかないとは思いますがそういうことです。

このような事情を理解して治療に臨まないと苦しくなります。

病態を理解することが治療のスタートです。

本日もありがとうございました。