ミネルバ鍼灸整骨院吉村です。
本日は【産後骨盤矯正無意味です】というタイトルでお話ししていきます。
現在産後骨盤矯正を受けている方、これから受けようとしている方は最後までご覧いただいてご判断していただければと思います。
中盤には産後骨盤矯正を受ける際に施術者に聞くべき質問、キラーワードをお伝えしていきます。
産後骨盤矯正におすすめしません
産後骨盤矯正について僕の考えを言いますと【おすすめはしません】
僕も結婚していまして妻も子供もいますが妻が産後骨盤矯正行くって言い始めたら全力で止めますね。
まず冷静に考えてください、産後骨盤矯正って産前がわからないのに産後の骨盤矯正ってどうやってやるの?
という話です。
僕は矯正って元に戻すことだと考えているんですが元の状態がわからなければ戻しようがないですよね?
その施術者があなたの産前の状態を把握していれば産後元の状態に戻せる可能性はあると思いますが、産前がわからなければ不可能ですよね?
例えば旅行に行ってタクシーに乗ったとします。
「ホテルの場所わからないんですけど戻ってください」って言ってるのと同じ状態です。
それは無理ですよねという話です。
でもそのタクシー運転手が「はいわかりました」って走り出したらどうですか?こわくないですか?
それで見知らぬ土地で降ろされて「5000円です」っていうことなんです。
極端なたとえかもしれませんが。
だから自分の妻には受けさせませんということです。
それでも産後骨盤矯正を受けたい方
それでも「どうしても産後骨盤矯正受けたい!」という方に産後骨盤矯正をこれから受ける方に正しい方法か見極める聞いてほしい質問があります。
「施術前後でどう変わったか教えてください」
そして写真を撮って見せてもらってください。それが実際に質問の答え通りになっていれば正しいかもしれません。
産後骨盤矯正は諸説あって、僕が専門学校行っていた時授業で骨盤の恥骨結合という部分が出産時にホルモンで柔らかくなるという話は聞いたことありますが平常時は動かないので難しいだろうなと僕は考えています。
それも手で治すのでさらに難しいですよね。骨ってそんな簡単に動かないと思うんだけどな。
中にはトムソンベット、アジャスティングテーブル、ドロップベットと色んな名前がついたガシャンと落ちるベットもありますが、そもそも状態がわからないのに使えないです。
僕の院にもトムソンテーブルの進化したアジャスティングテーブルがありますけど骨盤矯正の用途では使いません。
レントゲンがあればまだ安全性上がりますけど法整備されてない日本で医師と連携してそこまでできる人が何人いるかですね。
結論僕は産後骨盤矯正はおすすめしません!もししたいなら先ほどの質問をして正しい答えが返ってくればまだ可能性はあり!
ということです。
本日は産後骨盤矯正についてのお話でした。