【告白します!】

おはようございます。ミネルバ鍼灸整骨院吉村です。

本日は過去に僕がした施術の失敗談をお話しします。

おかげさまで今年で開業して10年以上経ちました。

様々な失敗を経て今に至ります。

【告白します!】

真剣に患者さんと向き合っているとある時【施術するほど体が悪くなる】患者さんや現象に直面することがあります。

  • 施術後施術前にはなかった緊張が生じる
  • 検査が施術前より悪くなる
  • 施術後、翌日などに寝違えやギックリ腰になる
  • 初診時より症状が増える
    など。

「良くなると思って施術を受けてるのに悪くなるなんてことあるの?」という声が聞こえてきそうですが・・・

僕も開業後4、5年してからそのような事実に薄々気づいてきました。

施術している側も患者さん側も「施術したのに悪くなる」なんて考えもしない。(この事実に気づいてない施術者はレベルが低い可能性が高い)

好転反応という都合の良い言葉がありますが、それが良くなって起こった反応か悪くなって起こった反応なのか徐々にわかるようになってきます。

【施術をする=良くなるではない】

当院は施術時間が短いし慰安行為は一切しない。

ときには「これで終わりですか?」と感じる方もいるでしょう。

施術時間を長くしたり、施術部位を増やせば施術者自身も患者さんも納得する。

でも患者さんは【良くなるため】に通院していて【長く施術してもらう】ことや【いっぱい施術してもらう】ことに価値を感じてくれているわけではない。(当院の場合)

患者さんの本来求めていることを見失い【長く施術したり多く施術することは逃げ】だと思うのです。

自分の技術が未熟だったり、自信がないとどうしても長く多く施術をして自分と患者さんを納得させる。

過去の患者さんには申し訳ないが僕は【患者さんを悪くしてしまった経験がある】から長く施術をしたり、多く施術することはやめました。

少し長くなってしまいましたが、僕の施術に対する想いでございます。