肩の痛み(ペインフルアークサイン)

おはようございます。ミネルバ鍼灸整骨院吉村です。

昨日肩の痛みを訴える方が来院されました。

ミネルバ鍼灸整骨院では施術前にまず検査をします。

検査なしには施術はできません。

悪いところもわからず施術するのは効果が出ない、再現性がないだけではなく危険が伴います。

あなたはまさか「ここが痛い」といってすぐにその個所を施術し始めるような施術受けていませんよね・・・

国家資格保有の強み

まずは問診をします。

けがに至ったきっかけ、過去のけがや生活習慣、すべて関係があります。

患者さん自身の勝手な判断でこれは関係ないからと省略することはやめたほうがいいです。

昨日来院された方の痛みを訴える方は1か月前にゴルフのスイングの際に負傷したそうです。

そして検査に移り、バイタルリアクトセラピーのプロトコルに沿った検査をしていきます。

それ以外にも疑われる疾患があれば検査をします。

術者は様々な知識が必要です。

我々施術者はただもんだりする人ではなく、国家試験に受かってあなたの体を触る「免許」を初めてもらえるのです。

腱板損傷特有のサイン

検査をしていくと肩の痛み、腱板損傷という症状特有の兆候が見られました。

ペインフルアークサインという症状です。

腕を上げて下記の図の範囲にだけ痛みが出るというもの。

これは肩のインナーマッスル、腱板損傷を起しているので回復に時間を要するという見立てができます。

もしこの状況を「ここが痛いから」と検査もせずに電気治療やマッサージなどをしていてもいつまでたっても治らないでしょう。

施術後幸いなことに若干の症状緩和がみられましたが、まだまだ損傷部が治癒するのには時間がかかりそうです。

検査から施術を開始することが早期回復への近道

患者さんからすると「検査はいいから早く施術して」と感じる方もいらっしゃるかと思いますが、効果を出すためには検査は不可欠です。

正しい治療は正しい検査からです。