医学的には説明のつかない回復!

おはようございます。ミネルバ鍼灸整骨院吉村です。

世の中医学的に説明できないことがたくさんある

バイタルリアクトセラピーという施術を行っていると医学的には説明のつかない回復シーンに立ち会えることもしばしばあります。

先日も整形外科でヘルニアと診断され1年間薬とリハビリをしたが全く変化がなく来院された方が痛みなく帰っていったという出来事がありましたが

  • 杖をついてやっと来院した患者が帰りは普通に歩いて帰る
  • 90代の眠れないほどの腰痛に苦しむ方がケロッと帰る
  • 捻挫して引きずっていたが歩いて帰る
  • かけていた眼鏡を外す
  • 頭痛で数十年痛み止めを飲んでいたがいらなくなる

こんなことはザラにあり、理屈っぽい人は「エビデンスはどうなんだ」というわけですがこんな出来事は説明のしようがありません。

僕は幸運にも師匠の治療院を見学させてもらうとこんな出来事が頻繁に起こるのであり得る事だと理解できますが一生懸命教科書や文献を読み漁った人にはなかなか理解し難いでしょう。

エビデンス(科学的根拠)は大切ですがそれは後に判明すること。

現在コロナウィルスで世の中は大変ですがアビガンがエビデンスを充分に取ったでしょうか。レムデシベルが充分なエビデンスを取ったでしょうか。

現場では充分なエビデンスを取っている時間的余裕はありません。

「引き抜き損傷3型」という医学的には回復しない症例が・・・

先日バイク事故による「引き抜き損傷3型」という医学的には回復しないという方が来院されました。

参考までにhttp://plaza.umin.ac.jp/~beehappy/analgesia/pain-trauma.html

手首を上に上げることができず指もうまく開きません。

初回の施術後は指が開くようになり、1ヶ月半後には手首を上に上げることができるようになりました。

この現象は説明のつけようがありませんが事実このような出来事が起こっているわけです。

MMT(徒手筋力検査)での評価

そこでMMT(徒手筋力検査)という医療現場で用いられる筋力回復の指標でこの現象を評価してみます。

MMThttps://www.kango-roo.com/learning/3340/

抜粋します。

5 Normal 強い抵抗を加えても運動域全体にわたって動かせる

4 Good 抵抗を加えても運動域全体にわたって動かせる

3 Fair 抵抗を加えなければ重力に抗して運動域全体にわたって動かせる

2 Poor 重力を除去すれば運動域全体にわたって動かせる

1 Trace 筋の収縮がわずかにみられ関節運動は起こらない

0 Zero 筋の収縮は全く起こらない

この症例はレベル2からレベル3に上がったという事です。

手首は重力に負けて運動域全体にわたっては動かせなかったのが、手首を上まで上げられるようになり運動域全体にわたって動かせるようになったわけです。

これからも難治な症例に立ち向かいます

バイタルリアクトセラピーは可能性を秘めた施術法です。

これからも難治な症例にトライし困っている人の手助けができればと思います。