おはようございます。ミネルバ鍼灸整骨院吉村です。
僕はこの業界に入り15年目になります。
そんな中今年現在の院から移転をし、新店舗に移転をするわけですが現在新店舗の内装工事を行っている最中です。
毎日のように現場へ行き進捗状況を確認しながら細かな打ち合わせをしながら進めています。
図面はあるもののいざ作ってみると「こうした方が使い勝手がいいんじゃないか?」とか「この高さだと高齢の患者さんは大変じゃないか?」など想定外の問題に直面します。
その度に大工さんの経験をもとにアドバイスをいただき修正しながら進めていきます。
職人の方へよくする質問
その大工さんとよく話をするんですが先日話していたらなんと中学校の先輩だということが発覚しました。
かなり歳が離れているので接しているわけではありませんがこれも何かの縁です。
このように内装の話以外にも世間話もするのですが先日僕はこんな質問をしました。
「この仕事は何年くらいやってるんですか?」「もう30年以上になるかなぁ」いろんな現場を経験しているから状況に応じた的確なアドバイスができる。
僕は寿司屋に行った時美容院に行った時など職人仕事をしている人と話すとき先の質問をします。
年数だけで判断はできませんがこの質問からその人が今の仕事にどのように取り組んできたかわかるものです。
そして職人仕事の人にこの手の質問をするととても嬉しそうに話してくれます(笑)
15年で一人前
自分の下積み時代の話などはとても話したくなるものです。
師匠には「15年で一人前じゃ」と言われていますがやはり1人の人間を診るためには最低でも15年は要するということです。
僕はホリエモンが好きで本もよく読みますし考え方も参考にしてますが「寿司職人が何年も修行をするのはバカだ」という言葉だけは納得できません。
人を診るようになるためには長い年月を要すると思います。
例えばわずか1年現場経験を積んだ医師に自分の家族を任せるか?
ホリエモンがどういう意図でこの発言をしたかはわかりませんがよくホリエモンが言う「見切り発車は成功のもと」という言葉も納得。
僕自身勢いだけで26歳で開業し今に至りますがどこかで勤めていたら今の状態にはなれていないと思います。
ホリエモンの発言の意図はこういったことだと解釈したいところです。
僕も15年業界にいてもやはりまだまだ未熟だと感じることも少なくなく世界レベルの治療家を目の当たりにするととても自分が一人前だなどとはおこがましくて感じることができません。
「自分の大切な人を預けられる治療家」でありたいと思います。
日々の姿勢、振る舞い、自分を省みながらこれから過ごしていきたいと思います。